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リハビリと栄養の関係
なぜリハビリに栄養が必要か
あなたの患者は栄養障害ではありませんか?急性期病院では入院患者の3割から8割程度に栄養障害を認めます。実はリハビリを行っている患者の多くが低栄養状態なのです。
栄養障害の患者に機能改善目的の機能訓練を行うと逆効果になることがあります。しかし、医療者の多くは栄養障害に気づかずレジスタンストレーニングを行っています。これでは筋力を低下させるために機能訓練を行っているようなものです。
※PT.OT.STのためのリハビリテーション栄養 若林秀隆 より一部引用

リハ栄養アセスメント
PT.OT.STには「リハ栄養アセスメント」を実施できる能力が求められています。リハに適切な栄養管理を並行することで訓練効果が高まります。
すべての患者に適切な臨床栄養管理を行う未来を目指し、栄養状態に見合った訓練プログラムを立案することが重要です。そのためにはPT.OT.STがリハ栄養スクリーニングやリハ栄養アセスメントを行うことが必要です。
※PT.OT.STのためのリハビリテーション栄養 若林秀隆 より一部引用
セラピストがすべき事

重要なのは身体計測
検査値によるリハ栄養スクリーニングの場合、アルブミン3.0g/dl以下、ヘモグロビン10.0g/dl以下、リンパ球数1.200mm3以下、総コレステロール100mg/dl以下のいずれかに該当する場合はリハ栄養アセスメントを行うことが必要です。栄養障害が重度の場合は、リハよりも栄養改善を優先すべきだと言われています。
しかし、すべての患者さんの検査データを準備することは困難です。また、検査値にはエビデンスが不足している部分もあります。
栄養障害の有無は、身体計測と検査値の両方で判断すべきであり、検査値よりも身体計測のほうが重要であるとされています。
※PT.OT.STのためのリハビリテーション栄養 若林秀隆 より一部引用
栄養スクリーニング

上腕筋周と上腕筋面積
身体計測では、体重が最も重要な項目です。また、現在の体重だけではなく体重減少率と通常体重比も確認することが必要です。
体重以外によく用いられる身体計測の項目には、上腕周囲長(AC)、上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF)、下腿周囲長(CC)があります。また、ACとTSFから上腕筋周と上腕筋面積を導き出すことができ、全身の筋肉量の目安となります。
しかし、これらの計算は雑多であり臨床時間を圧迫してしまいます。今回私はこれらの計算をExcelで自動化しました。性別・生年月日・AC・TSF・CC・身長体重などを記入すると、栄養状態や全エネルギー消費量が導き出されます。
この「栄養評価表Excelシート」を使って頂き、患者の栄養状態を見極め適切なリハビリを提供する一助になれば幸いです!
※PT.OT.STのためのリハビリテーション栄養 若林秀隆 より一部引用
身体計測の方法

ダウンロード
コチラよりメールアドレスや職種などを記載し、メッセージを送信してください。記載して頂いたメールアドレス宛に「栄養評価表Excelシート」を送らせて頂きます。
※職種等のデータは研究として使用させて頂く場合がありますので、ご了承下さい。
使い方

入力項目
ピンク色で網掛けしたセルのみ入力が必要です。
入力項目は「氏名」「性別」「生年月日」「上腕周囲長(AC)」「下腿周囲長(CC)」「上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF)」「身長」「現体重」「通常体重」「体重減少率の経過(1週間から1年まで)」「活動係数」「ストレス係数」です。
自動で計算される項目は「年齢」「体重減少率から算出した栄養状態」「%AMC・%AMA等から算出した栄養状態」「全エネルギー消費量」などです。基準値はJARD2001を参考にしています。

